2016年4月12日

XAMPPアップデート・更新する前にバックアップ忘れずに。最新版へアップグレード手順①

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 XAMPP最新版をインストールしました。
結構難しかったです。
落ち着いてやれば大丈夫ですよ。

XAMPPをバックアップする。インストール前に。


 必須です。
絶対にバックアップして下さい。

PCのCドライブにXAMPPが保存されている事が多いですね。

これをクラウドや、HDD等、好きなところで良いので、
必ずバックアップして下さい。
デスクトップでも構いません。


 XAMPPは大きなフォルダなので、
バックアップが必要なものをお知らせしておきます。

これらを保存しておけば、
後でリストアが出来ます。

ただし自己責任です。

XAMPPバックアップ・リストアの注意点


 色々、ご自身でカスタマイズされていると思います。

個別で追加したファイル等は必ずバックアップして、
新しいXAMPPにコピーして下さい。


 基本的に上書きではなく、コピーが望ましいです。

せっかくインストールした最新版が
古いものに置き換わってしまうから。


 リストアする際は、
最新版のファイルについて、

ファイル名-default.拡張子 や、
ファイル名-new.拡張子 など、

わかりやすい名前を決めて、リネーム。
消さずに置いておきます。


 その後で、
バックアップした旧版の同名ファイルを移動してきます。

これで上書きされることはありませんね。


 また、古いフォルダにあって、
最新版XAMPPには無いフォルダもあります。

その逆もあります。

見比べて、基本的に新しいファイルを優先し、
古いフォルダの中から必要なものをセレクトします。

例えばデータ関連は、古いフォルダにしかありませんし、
消してはいけないですね。


 以下では、バックアップすべきもの、
リストアすべきものを載せてあります。

参考にどうぞ。


参考にしたサイト

XAMPP5.6.12 へアップデート(再インストール)メモ
http://cartman0.hatenablog.com/entry/2015/09/17/231026

XAMPPバックアップすべきリスト


 個別で作ったファイルについては、
各々バックアップ対応してください。

それら以外について、
基本的なもので必要なフォルダ・ファイルをお知らせします。



htdocs



C:\xampp\htdocs


htdocsは一応、まるごとバックアップしておいて下さい。
実際にリストアする際には、その中の

WordPress

フォルダをコピーします。
2つ以上サイトを構築している場合は、そちらも当然必要です。


data



C:\xampp\mysql\data


mysqlごとバックアップしておいても良いです。
重要なのは、dataです。


 データベースがうまく、ファイルコピーできない事もあるようです。
念のため、phpMyAdminでエクスポートしておきます。


過去記事もどうぞ。

ローカルWordPressデータベースをエクスポート。phpMyAdminにログイン、MySQLデータベース保存。

しかもテーブル毎にエクスポートした方が良いとか。
繊細なファイルなのですね。


php.ini



C:\xampp\php\php.ini


php.iniファイルです。
古い方の内容を保存しておけばOKです。

php-old.ini

とでもリネームしておいて下さい。


 おそらく、私の過去記事

投稿をローカルに保存XAMPPへリストア。本番サイトからローカル環境にデータをエクスポート。

のように、
修正してあったのは


  • post_max_size=2M
  • upload_max_filesize=2M


の2Mを、20Mに変更した位ではないでしょうか?
ここさえ、新しいphp.iniで修正すれば良いですね。


 php.ini内にて、他の箇所も修正されている場合は、
そちらも合わせて変更して下さい。


httpd-vhosts.conf



C:\xampp\apache\conf\extra\httpd-vhosts.conf


httpd-vhosts.confは、
バーチャルホストを利用されている方は修正しているでしょう。

複数のWordPressをローカルで作っている方。

VirtualHostの設定。ローカル環境XAMPPと、複数のWordPressを使う為。


 古い方のファイルを

httpd-vhosts-old.conf

とリネームして保存しておきましょう。

あとは、新しいhttpd-vhosts.confに、
本来記載してあった、修正情報を書き込みます。


conf



C:\xampp\apache\conf


このconfファイルは、必要に応じて。
修正していない人は不要かもしれません。

ちなみにhttpd-vhosts.confもこの中に入っています。


 バーチャルホストを利用している方は、
上記のhttpd-vhosts.confは必要ですね。

バックアップ終えたら古いXAMPPをアンインストール


 ちょっと緊張しますが、
古いXAMPPをアンインストールします。

このために今までバックアップしていました。

バックアップが出来ていない方は、
むやみにアンインストールしたら取り返しがつきませんよ。


 XAMPPが

「アンインストールしますか?」

「htdocsフォルダも消しますか?」

と念を押すように聞いてきます。

消します。


 これでおおよそ消えました。
実は、元々あったCドライブに、XAMPPのフォルダがまだ残っています。

これらも削除しておいて下さい。
新しいXAMPPをインストールする際にややこしくなります。




 随分と長文になっていまいました。

次回、XAMPP再インストールとリストアについて記事にします。

XAMPPアップデート・更新。再インストール~リストア。最新版へアップグレード手順②



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